「心の底からの訴えを遠ざけてしまうコミュニケーション」が自分も相手も傷つけている
ひどく混乱している。
最近読んだ本の内容が
自分には衝撃だったから。
マーシャル・B・ローゼンバーグさんが開発した
新しいコミュニケーションのかたち。
それがNVC(非暴力コミュニケーション)だ。
NVCを行うプロセスには4つの要素があるという。
①観察(自分の人生の質を左右する具体的な行動の「観察」)
②感情(観察したことについて抱いている「感情」)
③必要としていること(そうした感情を生み出している、価値、願望、「必要としていること」)
④要求(人生を豊かにするための具体的な行動の「要求」)
まだ半分ほど読んだところなんだけれど、
ページをめくるたびに驚きが止まらない。
人を思いやる気持ちとともに、与え、受け取ることによろこびを感じるのは、本来自然なことだ。しかし、わたしたちはさまざまな種類の「心の底からの訴えを遠ざけてしまうコミュニケーション」を身につけて話したり行動したりするようになっている。その結果、自分自身も自分以外の人も傷つけている。
p53「第2章 思いやる気持ちを妨げるコミュニケーション」より
「心の底からの訴えを遠ざけてしまうコミュニケーション」とは
「間違っている」と道徳をふりかざして 裁いたり、
比較して評価したり、
責任を回避する言葉を使うことらしい。
どれも自分が日常で当たり前のように
使っているものばかりで
自分のこれまでのコミュニケーションの仕方を
振りかえらないではいられなかった。
自分のなかで、ずっと人と関係が築けないのが悩みだった。
人との会話のやりとりで
仲を深めるつもりが溝ができてしまったり、
思いや考えがちゃんと伝わらないことでイライラしたり。
なんでそうなってしまうのか分からなくて、
そんな状態がもう嫌々でたまらなくて。
そういうことがよく起きていたのは
「心の底からの訴えを遠ざけてしまうコミュニケーション」を
使っていたからなのかもなと。
NVC(非暴力コミュニケーション)を
もっと知りたい自分がいる。
〜END〜